(前略)
学生の本分はもちろん「学ぶ」ことであります。
ただ、このような非常事態に近隣に住まう多くの人々が直面している中で、教室で学習指導要領通りに教科書に掲載された内容を恙無く進行することだけが、はたして学校教育の使命・役割であるのか、深く考えさせられます。
ボランティア活動を行いたいと希望する生徒は、授業の振り替えなど適切な対処を行い、現地での安全確保を教職員が確認した上で、社会貢献活動に参加しやすい環境を整えることも、学校教育における重要な使命ではないかと、私自身は考えます。
折しも、日本が「世界人助けランキング」で126カ国中107位と、先進国中ダントツの“最下位”であったことが一昨日大きく報じられました。
このランキングは、イギリスのチャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が10年間にわたり世界125カ国、130万人以上の人々に、Giving(他者に与えること、寛容度、人助け度)の状況を調査して発表している”World Giving Index”(世界人助け指数)の結果です。
もはや国の指導や指示を待つことなく、学校教育の現場から率先して主体的に正して行くべきことが、この国には沢山あることを痛感します。
そのためにも災害という天から与えられた機会を、なんとしても教育に活かさなければならない。
そうでなければ、犠牲になられた方々や、現在もつらく不安な思いをされている方々に顔向けができないと、今、学校という現場で強くそう感じています。
被災地は今夜からまた雨に見舞われる模様ですが、各地で二次災害が起きないことを心から祈っています。
全文はこちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/japanvisionforum/entry-12537373166.html
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