(画像出典:※城南宮公式サイト)
(前略)
3月下旬まで開催される「しだれ梅と椿まつり」の間は、梅の花を冠にあしらった巫女さんが、梅ヶ枝を手に神楽を舞って参拝者をお祓いして下さる「梅ヶ枝神楽」も自由観覧できますので、京都へお出かけの際は是非参拝なさってみてはいかがでしょうか。
京(みやこ)からの花便り、続いては2月25日の天神祭である「梅花祭」に参詣した折の「北野天満宮」から(ちょっと遅くてすみません♀️)。
梅花祭は菅公の祥月命日に行われる祭典で、お米を蒸して大小二つの台に盛った「大飯(おおばん)」「小飯(こばん)」や、白梅・紅梅の小枝を玄米に挿した「紙立(こうだて)」という特殊な神饌をお供えし、菅公の御遺徳を偲ぶ御祭典です。
この季節の天満宮は菅公ゆかりの梅50種、約1,500本の梅花に彩られますが、その梅苑も毎年、梅花祭前後に見頃を迎えます。
今年の梅花祭では3年ぶりにほぼ例年通りの「野点大茶湯」が催され、露店がひしめくように軒を連ねた参道は多くの参拝客で賑わい、久方ぶりに“天神さん”の華やぎが戻って来た喜びに、私も胸がいっぱいになりました。