畑恵のブログです
(前略)
富士は今睡より醒めんとすなり。
今醒めぬ。見よ、嶺の東の一角 、薔薇色になりしを。
請ふ瞬かずして見よ。今富士の巓にかゝりし紅霞は、見るが内に富士の暁闇を追ひ下し行くなり。一分 、―二分 、―肩 ―胸 。見よ、天邊に立つ珊瑚の富士を。桃色に匂ふ雪の膚、山は透き徹らむとすなり。
富士は薄紅に醒めぬ。請ふ眼を下に移せ。紅霞は已に最も北なる大山の頭にかゝりぬ。早や足柄に及びぬ。箱根に移りぬ。見よ、闇を追ひ行く曙の足の迅さを。紅追ひ藍奔 りて、伊豆の連山、已に桃色に染まりぬ。
紅なる曙の足、伊豆山脈の南端天城山を越ゆる時は、請ふ眼を回へして富士の下を望め。紫匂ふ江の島のあたりに、忽然として二三の金帆の閃くを見む。
海已に醒めたるなり。
諸君若し倦まずして猶まば、頓て江の島に對ふ腰越の岬赫として醒むるを見む。次で小坪の岬に及ぶを見む。更に立ちて、諸君が影の長く前に落つる頃に到らば、相模灘の水蒸気漸く収まりて海光一碧、鏡の如くなるを見む。此時 、眼を擧げて見よ。群山紅褪せて、空は卵黄より上りて極めて薄き普魯士亞藍色となり、白雪の富士高く晴空に倚るを見む。
あゝ心あらん人に見せたきは此頃の富士の曙。
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京都・下鴨神社の摂社「河合神社」に佇む任部社(とうべのやしろ)。
御祭神が3本足の「八咫烏(ヤタガラス)」であることから、日本サッカー協会のシンボルマークに八咫烏がなって以来、サッカー必勝の守護神として崇敬されています。
八咫烏は、日本神話に登場するカラス(烏)であり導きの神。神武寺天皇が東征の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる「導きの神」です。
〔参考文献〕https://www.care-news.jp/wadai/zucDW
(後略)
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https://ameblo.jp/japanvisionforum/entry-12776565722.html