畑恵のブログです
(前略)
信頼の絆の強さは、ベンチ入りした選手たちだけではありません。
甲子園での準々決勝、作新の攻撃が始まったその時、アルプススタンドの応援席からいきなり野太い声での大合唱が聞こえてきました。
「ハッピー・バースデー・トゥーユー、ハッピー・バースデー・トゥーユー、ハッピー・バースデー・ディア・りゅうがさん~♡」
なんとその日誕生日を迎えた山ノ井隆雅選手へ、ベンチ入りしていない選手たちからの応援歌でした。
すると、この歌をBGMにバッターボックスに立った山ノ井が、お返しと言わんばかりにホームランアーチを描いて見せたのです!
神聖な甲子園の試合中にハッピーバースデーとは、正直、前回の優勝年生まれの私としては違和感があったのですが、もはや時代は変わったことを実感しました。
「信念、執念、信頼の絆」―どんなに時代が変わろうとも、この「3S」を大切に“人間力ファースト”の教育を為し続けること。それが私たち作新学院の使命だと子どもたちから教えられた、忘れじの2016夏でありました。
3つの“S”で解く勝利の方程式 ~リオ五輪&甲子園 W金メダル秘話
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