(前略)
ボコ・ハラムの名が世界を駆け巡ったニュースと言えば、
2014年4月ナイジェリアで起きた約300名の女子生徒拉致事
件です。犯行声明で彼らは、
誘拐した少女たちを奴隷にして売り飛ばすと発表し、
世界中から強い非難を受けました。
し かも一度拉致された女性たちは、
たとえ救出され自分の村に戻れたとしても、
テロリストに洗脳されている、
もしくは性的に穢れているとみなされ迫害される例
も少なくないと言います。実は、ボコ・
ハラムにより相次いで引き起こされている自爆テロの多くが、
女性や幼い少女によるものなのです
。
ボ コ・ハラムのBokoは現地語で「西洋式の非イスラム教育」
を意味し、Haramとはアラビア語で「罪」を意味し、
彼らは西洋式の教育を何より敵視してい
ます。ボコ・ハラムは、
教育だけでなく西洋文明や現代科学も攻撃し、
さらには異教徒だけでなく過激思想を受け入れないムスリムをもそ
の対象として、そのテ
ロ行為はモスクに対しても及んでいます。
そうした想像を絶するような過酷な環境に晒されている子どもたち
が、今この同じ地球上に確かに存在していることを、「
アフリカ一万足プロジェクト」での活動を通じ、
私は初めて身近に感じることができました。
また危険なことも少なくない現地で、
発展途上国の人たちを支援するため、
日々尽力されている方々のご苦労の一端を垣間見ることもでき、
本当に頭の下がる気持ちで一杯になりました。
そして、ほんの少しの意志と行動力があれば、
たとえ日本からでも何かしらの支援ができる、
さらにそうした支援が重なれば政府すらも動かすことができること
を実感しました。
世界中が、不安と恐怖により委縮し分断されつつある今こそ、
平和や安定をもたらすための国際支援、
特に暴力や差別の連鎖を生まないための教育支援は、
何より重要であると思います。
テロには決して屈しない―その思いを胸に、
これからも子どもたちとともに静かな闘いを続けて行きたいと思い
ます。
全文はこちらをご覧ください。
http://ameblo.jp/japanvisionforum/entry-12179241763.html
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