畑恵のブログです
(前略)
記者会見場には33社、110名を超える報道各社の方々が、全国から駆けつけて下さっていました。そうした皆さんから矢継ぎ早に繰り出される質問にも、今井は一度として言いよどむことなく的確に即答し続け、そのクレバーでスマートな受け答えには我が校の生徒ながら舌を巻きました。
甲子園に出発する宇都宮駅のホームでは、修学旅行に出かけるごく普通の高校生のようにいたずらそうな目をクルクルさせていた今井が、甲子園で優勝、台湾で開催されたU-18でも優勝と大舞台を経験するたび、雄々しく逞しく成長して行きました。
特に、国体が終って現役を引退しプロ志望届を出したその頃から、高校生の今井はすっかり姿を消し、代わってプロとして生きることを決意した大人の今井達也が新たに誕生していました。著しい成長ぶりを頼もしく思う一方で、自分たちの元から既に巣立ってしまったような、どこか淋しさを感じる今日この頃でした。
それでも、記者会見が終わり校庭で待ち受けていたチームの仲間に囲まれると、やはりその笑顔は無邪気ないつもの今井に戻ります。祝福と願いを込めて、作新時代の江川投手の写真をチームの仲間が持たせてくれました。
プロとしての道のりには数々の苦難が待ち受けていることと思いますが、良き仲間、良き師、良きファンに支えられて、納得の行く選手生活を一日でも長く送れることを心の底から祈っています。
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http://ameblo.jp/japanvisionforum/entry-12213150405.html
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