畑恵のブログです
(前略)
日頃はおみくじは引かないことにしているのですが、世界の潮目が大きく変わる今日この日に厳島神社にいることも何かの縁と思い、思い切って引いてみることにしました。
家族揃って参拝していたのですが、こんな状況の中で誰が引くかということになり皆が逡巡している中で、80歳を迎えた母が「私が引く!」とこの重い役目を買って出てくれました。
みくじ棒の入った角柱の御神籤筒を振り、箱に空いた小さな穴から細い竹棒を取り出すと、記された数字は1番。
「1番だ、1番」とつぶやきながら、父がみくじ箋が納められた整理箱の1番の小引き出しを開け白い横長の薄紙を取り出すと、文面は以下の通り。
天地渾沌兆 (吉凶未分)
これはあめつちのはじめのときなれば
ぜんあくともにいまだわかちがたし。
ばんじ、こころながく、ときいたるをまつべし。
ものごとてはじめのみにして、おもうようにならず。
ゆくゆくはかならず、よきかたにむかうべし。
あまりにもこの日にドンピシャの内容で、家族一同、朱塗りの回廊でしばし呆気にとられ立ち尽くしてしまいました。
選挙の勝敗が決まってしまった以上、どんなにその結果を嘆いても落ち込んでも何も始まりません。
すべてはこのおみくじのご託宣の通り、思うに任せぬ困難がどんなに降りかかろうとも、とにかく我慢強く粘り強く努力を続けて時を待てば、いつか必ず世界は良い方向に向かう。
世の中を良い方向に向かわせるか、悪い方向に向かわせるかは、これからの人間の思いと行動一つにかかっていることを改めて教えられました。
もみぢ谷の登り口に位置する宿に戻ると、結婚式を迎えた御両人が盛りの紅葉をバックに記念撮影をしていました。
信念を持って闘い続ける限り必ず未来は開けると、晴れ晴れとした幸福感に満たされたひとときでした。
全文はこちらをご覧ください。
http://ameblo.jp/japanvisionforum/entry-12221595801.html
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